お宅の猫ちゃんは、最近ひっきりなしに自分の体を掻いたりしていませんか？
5月になると急に暑くなる日が増えてきます。少しず蒸し暑くなってくると、やはりノミやダニなどに猫たちがさされてしまうこともあるようです。
既にしきり掻いてしまっているようであれば猫ちゃんはかなりつらいはず。ストレスも溜まってしまってとてもかわいそうなのですぐに病院に連れ行って見てもらってください。飲み薬や塗り薬をきちんと処方してもらいましょう。
猫につくノミってどんなの？
まずは敵を知りましょう。ノミは世界で1,300種類以上いることが確認されています。
日本国内だけでも80種類以上いると言われているそうです。
猫の体に寄生するノミはほぼ『ネコノミ』というノミで体調は2、3ミリで高温多湿を好みます。寄生したノミは猫の血を吸い、そこから強い痒みが起こり、かきむしることにより、皮膚炎やストレスが起こってしまいます。
人間にも寄生する？
ネコノミは人間の体に寄生することはないようですが、咬まれます。人間も咬まれるとかゆくなってしまいます。強いかゆみと腫れが伴う様ですので病院に診てもらいましょう。
ノミがいた時の対処方法は？
ノミを見つけたら、慌てて潰したりしないでください。ノミの体内には既に卵があり、潰す事で卵が飛び散ってしまいます。
まずはノミ取り用のクシを使うと取れます。ノミは体長が2～3mmと肉眼でも容易に見えるほど大きいのでクシで取り、使っていない洗面器でも焼きそばの食べ終わったカップでも構わないので水を張り、取ったノミを浸けてしまいましょう。そうするとノミは死んでしまいます。水につけずにゴミ箱に捨てるとそこで繁殖してしまいます。
病院に行った方がいいの？
かゆがっているようであれば引っ掻きすぎて皮膚炎などをおこしている場合がありますので、診察代が…と悩まずに一度病院に連れて行ってあげてください。塗り薬や飲みぐすりを処方してもらえます。
駆虫薬・予防薬はあるの？
我が家の猫がお世話になっている動物病院では『フロントラインプラス』を出してもらえます。フロントラインプラスは多くの動物病院で使われている駆虫剤です。犬用、猫用とあります。
公式ホームページによると、『フロントラインプラスは、従来のフロントライン同様に、ペットに寄生した成ノミやマダニを速やかに駆除。加えて、2つ目の有効成分（S）-メトプレンがノミの卵の孵化・発育まで阻止するダブルの効果で、寄生中のノミだけでなく、その繁殖・再寄生を予防します。 また、犬のシラミとハジラミ、猫のハジラミを駆除する効果も確認されています』とのこと。その上、僅か24時間以内に成ノミを駆除し、マダニ、シラミ、ハジラミに関しても48時間で駆除。
大体一ヶ月ほど効果が持続するそうなので、病院に限らず、通販などで購入する事も可能です。特にかゆがっている様子はないけれど、薬だけ欲しいなあ。という飼い主さんは、ネットショップで『フロントラインプラス』を購入してみてもよいかもしれません。
これからの季節、お掃除もこまめにして、なるべく、ノミ・ダニが発生しにくい環境を整えるのも飼い主の勤めですね。
